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チェルノブイリの祈り NO3「チェルノブイリ原発事故」 2006年7月掲載 |
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硬直した主義思想は、人々にとって害悪でしかない。86年4月26日未明から、事故により噴出した高濃度放射線が、風下の周辺国を汚染していった。だが当時のソ連政府は、一週間後にメーデーを控えていることもあり、事故を小さな記事でしか紹介せず、具体的な対処策を講ずることはなかった。祭り気分が損なわれることを恐れたからだ。一方、27日に異常な放射線を検知したポーランド政府は、ただちに独自の判断で子どもたちにヨウ素剤を投与する。子どもの甲状腺が特に放射性ヨウ素を吸収し易く、癌の原因になるからだ。
事故により、旧ソ連の子どもたちの多くが甲状腺に放射性ヨウ素を吸収した。だが、ポーランドだけは例外で、子どもたちが助かることになった。 写真は、旧ソ連で被爆した子どもたち。 |